寺町の家

寺町の家

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寺院の平面概念を住宅のプランに

敷地は砂川市内の、周辺に古くから寺院が多い場所柄から「寺町」と呼ばれている場所にあります。

敷地の両側に寺院があり、また敷地周辺にも拠り所となる要素が見当たらなかったため、室内から外を眺めて暮らすまたは外の風景を内部に取り込むというような計画ではなく、内部空間を居心地の良いものにし、その中で日常を送れる住宅にするよう設計を進めました。

オーナー様からは平屋にしたいとのご要望をいただきました。プランは1辺が10.92mの正方形「ロの字」型で、中心部に6m角のリビング・ダイニング空間を設け、そのまわりを取り巻くように水廻り・諸室を動線も考え配置した、求心性のあるプランとなっています。
中心のリビング・ダイニング空間には、正方形の対角線を境界とし、その半分の三角形の天井が吹抜けた空間を介し、ハイサイドライト窓から光が差し込む、印象的な空間となっています。この空間が生活の中心であり、建築(住宅)の中心部となっています。

中心部と外周部をもつこのプランは、寺院に見られる内陣・外陣という特徴的な関係性を表現したものです。

今回の住宅新築にあたり、寺院の平面概念を住宅のプランに反映させることによって、歴史のある「寺町」に建つ一つの建築として、少しでも歴史性を帯び地域性を取り込んだ建築とすることにより、今後「寺町」の風景の一部となることを願っています。

杉山友和

担当建築家

杉山友和 /一級建築士

DATA

敷地面積: 555.01㎡
延床面積: 112.34㎡
建築場所: 砂川市
構造: 木造
規模: 1階建て
竣工: 2016年2月

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